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センター長ごあいさつ

センター長 谷野 亮爾

認知症疾患医療センターは平成22年10月1日に開設しました。
その間、担当スタッフの努力によりそれなりのことはしてきたつもりですが、何分設立間もないことであり、まだまだ不十分なところが多々あると 思っております。ご案内のとおり、認知症を取り巻く問題はますます深刻化しているところです。



40数年前私が精神科医になった時は、専ら統合失調症(精神分裂病)モデルで(精神科医療の入院・地域サポート問わず)語られてきておりました。
ここ数年、他の分野も含めて、当時の統合失調症モデルの精神科医療は大きく 変わろうとしております。
しかし、他の精神障害者の高齢化も今まで十分語られてこなかっただけに、大変深刻になると思われます。
評判の悪い自立支援法の理念や、昨今、国会で議論されていますように、これからは障害の分野を問わず、高齢者にいかに地域であるいは入院、さらに施設で、尊厳のある温かみのあるサービスを提供できるかが重要であると思われます。

最近では、急性期医療、療養医療、各施設、地域支援等の交流を通して、地域連携室あるいは当センター的なものの役割が極めて重要であると、特に言われております。
残念ながら、チーム医療を中心とするこの連携が一番重要であると思われている精神科がやや遅れをとっているように思われます。

入院はできるだけ短く(問題はいろいろありますが)、安心できる療養型の病院、 施設、あるいはその他いろいろな社会資源、行政と一体となった連携が今まで以上に重要になると思われ、当センターがその一助となるべく、今後とも研鑽を重ねていきたいと存じております。
また、当院で数年前から行っておりますACT(いわゆる精神障害者に対する積極的地域包括支援)が 認知症にも広がっていかないか、ささやかな夢を抱いているところです。

関係各位におかれては、今後とも一層のご協力、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

谷野呉山病院 認知症疾患医療センター

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